技術士二次試験対策

建設業の三大災害とは?原因と対策まとめ|危険な労働災害リスクに備える【1分で分かる土木工学】

今回は、技術士の建設部門でも頻出の建設現場の3大災害についてまとめました。 実際の施工現場とともに、技術士試験にお役立てください。 建設現場における災害(事故)として最も多いのが以下の3つです。 建設機械・クレーン等災害 墜落・転落災害 崩...
技術士二次試験対策

単純梁の曲げモーメント・たわみの計算公式|現実的な例題で理解する【1分で分かる土木工学】

単純梁とは、水平部材の両端をピン支持(水平解放)した構造を指します。 構造力学で習う中で、もっともポピュラーな形です。 計算が簡単というメリットを活かして、実際の設計でも大半が単純梁モデルで計算されています。 実例は後述します。 単純梁の曲...
一級土木施工管理技士

重力式コンクリートダムの特徴と安定計算方法!現役土木技術者が解説します

重力式コンクリートダムとは、ダム堤体の自重によって水を堰き止めるダム形式です。 重力式ダム、グラビティダムとも呼ばれます。 スイスのグランドディクサーンスダムが世界最大で、その高さは285mにも及びます。 環境問題や住民からの批判で話題とな...
技術士二次試験対策

CSGダムとは?採用するメリット・原材料・施工方法【1分で分かる土木工学】

CSGダムとは、「cemented sand and gravel dam」の略称で、土石にセメントと水を混合した材料で作るダム形式です。 コスト面の優秀さから、近年、重力式コンクリートダムの設計段階でCSGに方針転換するケースが増加してい...
一級土木施工管理技士

地盤改良体の諸元|ポアソン比・単位体積重量・設計基準強度

地盤改良とは、構造物の基礎となる地盤について支持力不足が懸念される場合や止水性の低い原地盤に対して、セメント系固化剤を撹拌することでセメントとソイル(原地盤の土砂)の複合体(改良体)を形成して補強する工法のことです。 地盤改良と一言に言って...
コンクリート技士

水中不分離性コンクリートとは?配合と施工方法を解説!

水中不分離性コンクリートとは、不分離性混和剤を混合したコンクリートで、材料分離抵抗性が高いため水中施工時も自由落下させて打ち込むことを可能としたコンクリートのことです。 また、バイブレーターによる締め固めが不可能な水中におけるセルフレベリン...
コンクリート技士

流動化コンクリートとは?高流動コンクリートとの違い・流動化剤の使い方

流動化コンクリートとは、工場で練り混ぜられた軟練りコンクリートの現場到着後に流動化材を加えてスランプを高めたコンクリートのことです。 配合時に流動性を確保する流動化コンクリートとは違い、現場で流動性を高めたコンクリートです。 使用方法 流動...
コンクリート技士

水中コンクリートとは?水セメント比の規定・配合や打設方法の注意点

水中コンクリートとは、水中で打設するコンクリートのことです。 水中でも分離しない「水中不分離性コンクリート」を用いたり、トレミー管を常にコンクリートに30cm以上差し込みながら打ち上げていく「トレミー工法」や「コンクリートポンプ工法」などが...
コンクリート技士

塩害とは?原因・メカニズム・対策【コンクリート技士試験対策】

塩害とは、鉄筋コンクリート中の塩化物イオン濃度が限界濃度\((1.2kg/m^3)\)を超えることで、鉄筋の不動体被膜を破壊し、腐食を進行させる現象です。 メカニズム 通常、鉄筋表面の不動体被膜はコンクリート内のアルカリにより保持されていま...
コンクリート技士

コンクリートの自己収縮のメカニズム・水セメント比によるひび割れ対策【コンクリート技士試験対策】

乾燥収縮に比べていまいちイメージしにくいのが自己収縮ですよね。 今日は自己収縮を徹底的に理解していきましょう。 定義 自己収縮とは、セメントと水と水和反応に伴う巨視的な体積減少によってひび割れが生じる現象です。 メカニズム コンクリートの水...