コンクリート技士

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材料分離とは?分離抵抗力を理論で理解する!単位水量や細粒分の影響も解説します

材料分離とは、コンクリート中の骨材とペースト分が分離し、豆板(ジャンカ)や局部的に強度の弱い箇所が発生してしまうなど、構成材料が不均一となる現象です。 コンクリート内の水分が経時的に表面に上昇していくブリーディング現象も材料分離の一種です。...
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コンシステンシーとは?試験方法の種類・影響要因

コンシステンシーとは、コンクリートの変形と流動に対する抵抗性のことで、フレッシュコンクリートの性質の1つです。 ワーカビリティの確保しながらも材料分離を防止するために重要な指標です。 この記事を最後まで読むと、コンクリートのコンシステンシー...
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打継ぎとは?打継ぎ処理、打継ぎ許容時間間隔、チッピング等を分かりやすく解説

打継ぎとは、硬化が完了しているコンクリートに接して新しいコンクリートを打設することです。 似た言葉の「打重ね」はまだ硬化が完了しないうちに次のコンクリートを打ち込むことですが、打継ぎでは完全に硬化したコンクリートと一体化させます。 水平打継...
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打重ねとは?

コンクリートの打重ねとは、打設後まだ硬化途中のコンクリートの上から続けて新しいコンクリートを打設することです。 コンクリート標準示方書により、1層のコンクリート高さは40〜50cm以下でなければならないと規定されていますので、高い壁などを打...
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レディミクストコンクリートとは?

レディミクストコンクリートとは、工場でJIS A 5308で規定されている、工場で練り混ぜをしてから現場に運搬されるコンクリートのことです。 いわゆる生コン、生コンクリートです。 種類 練り混ぜはミキサを使用しますが、重力式ミキサ、強制練り...
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混和剤とは?

混和剤とは、コンクリートを低水セメント比で必要強度を確保したり、空気を連行してワーカビリティを確保したりする効果を付加するものです。 混和剤には主に減水剤・AE剤・流動化剤があり、減水剤・AE剤に対しては「高性能〇〇」という上位版が存在しま...
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石灰石微粉末とは?

石灰石微粉末とは、コンクリート用混和材の1つで、コンクリートの流動性の改善や水和熱の低減等を目的として添加されます。 石灰石微粉末はその名の通り石灰石を粉砕したもので、比表面積\(3000~8000cm^2/g\)を有し、主成分は炭酸カルシ...
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膨張材とは?

膨張材とはJIS A 6202に規定された混和材の1つで、水和反応によってエトリンガイトや水酸化カルシウム結晶を生成し、モルタルやコンクリートを膨張させるものです。 乾燥収縮や温度変化に伴う収縮ひび割れを低減させる効果があります。 種類 膨...
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シリカフュームとは?

シリカフュームは混和材の1つで、フェロシリコンや金属シリコンを製造するときに生じる排ガスを捕集したもので、粒径が1μm以下、比表面積が約200,000cm2/gの超微粒子のことです。 平均粒径としては0.1μmであり、たばこの煙粒子と同程度...
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高炉スラグ微粉末とは

高炉スラグ微粉末とは、製鉄所の高炉から排出された溶融状態のスラグを高速の水や空気で急冷し、微細に粉砕したものです。 高炉スラグ微粉末はそのままでは硬化しませんが、セメントの水和反応によって生成する水酸化カルシウム等のアルカリ性物質および石膏...