コンクリート技士 コンクリートの劣化機構5種類と原因・対策(塩害、中性化、アルカリシリカ反応、凍結融解、化学的浸食) コンクリートの耐久性を著しく低下させる劣化機構は大きく5つあります。1. 塩害2. 中性化3. アルカリシリカ反応4. 凍結融解(凍害)5. 化学的浸食塩害塩害とは、コンクリート構造物内の塩化物イオン濃度が増加し、コンクリートおよび鉄筋の劣... 2022.03.27 コンクリート技士
コンクリート技士 水中不分離性コンクリートとは?配合と施工方法を解説! 水中不分離性コンクリートとは、不分離性混和剤を混合したコンクリートで、材料分離抵抗性が高いため水中施工時も自由落下させて打ち込むことを可能としたコンクリートのことです。また、バイブレーターによる締め固めが不可能な水中におけるセルフレベリング... 2021.11.30 コンクリート技士
コンクリート技士 流動化コンクリートとは?高流動コンクリートとの違い・流動化剤の使い方 流動化コンクリートとは、工場で練り混ぜられた軟練りコンクリートの現場到着後に流動化材を加えてスランプを高めたコンクリートのことです。配合時に流動性を確保する流動化コンクリートとは違い、現場で流動性を高めたコンクリートです。使用方法流動化材は... 2021.11.29 コンクリート技士
コンクリート技士 水中コンクリートとは?水セメント比の規定・配合や打設方法の注意点 水中コンクリートとは、水中で打設するコンクリートのことです。水中でも分離しない「水中不分離性コンクリート」を用いたり、トレミー管を常にコンクリートに30cm以上差し込みながら打ち上げていく「トレミー工法」や「コンクリートポンプ工法」などがあ... 2021.11.28 コンクリート技士
コンクリート技士 塩害とは?原因・メカニズム・対策【コンクリート技士試験対策】 塩害とは、鉄筋コンクリート中の塩化物イオン濃度が限界濃度\((1.2kg/m^3)\)を超えることで、鉄筋の不動体被膜を破壊し、腐食を進行させる現象です。メカニズム通常、鉄筋表面の不動体被膜はコンクリート内のアルカリにより保持されています。... 2021.11.26 コンクリート技士
コンクリート技士 コンクリートの自己収縮のメカニズム・水セメント比によるひび割れ対策【コンクリート技士試験対策】 乾燥収縮に比べていまいちイメージしにくいのが自己収縮ですよね。今日は自己収縮を徹底的に理解していきましょう。定義自己収縮とは、セメントと水と水和反応に伴う巨視的な体積減少によってひび割れが生じる現象です。メカニズムコンクリートの水和反応によ... 2021.11.22 コンクリート技士
コンクリート技士 マスコンクリートの定義【ひび割れ対策・施工上の留意点】 マスコンクリートとは、ダムや橋桁など大量のセメント量を必要とするコンクリート構造物を指します。セメント量が多いことに起因した破壊や耐力悪化が発生してしまうため、マスコンクリートと分類することで注意を促進しています。定義マスコンクリートの具体... 2021.11.21 コンクリート技士
コンクリート技士 六価クロム溶出試験とは?セメント系固化材の地盤改良不具合・対策 まず、六価クロムとは、酸化数が6のクロム化合物のことです。通常クロムは、クロム単体か三酸化クロムの形で地盤内に存在していますが、セメント系地盤改良の際、セメント中の六価クロムが地盤に溶出することがあります。六価クロム溶出試験とは、溶出した六... 2021.11.20 コンクリート技士
コンクリート技士 水セメント比とは?配合基準と圧縮強度との関係 水セメント比とは、コンクリート\(1m^3\)に含まれる水の質量をセメント質量で割ったものです。セメントに対して水の割合が多いほど、水セメント比は大きな値になります。混同しやすい単位水量とは水セメント比も単位水量も水の量を表すものですが、単... 2021.11.19 コンクリート技士
コンクリート技士 中性化とは?メカニズムと対策・腐食・中性化深さの計算公式 通常、硬化コンクリート内はpH12以上の強アルカリを保っています。中性化とは、コンクリートのひび割れ等から二酸化炭素が侵入することでコンクリート内部を中性化(pH11以下)させる現象のことです。メカニズム二酸化炭素CO2がコンクリート中の水... 2021.11.18 コンクリート技士