コンクリート技士

打重ねとは?

コンクリートの打重ねとは、打設後まだ硬化途中のコンクリートの上から続けて新しいコンクリートを打設することです。コンクリート標準示方書により、1層のコンクリート高さは40〜50cm以下でなければならないと規定されていますので、高い壁などを打設...
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レディミクストコンクリートとは?

レディミクストコンクリートとは、工場でJIS A 5308で規定されている、工場で練り混ぜをしてから現場に運搬されるコンクリートのことです。いわゆる生コン、生コンクリートです。種類練り混ぜはミキサを使用しますが、重力式ミキサ、強制練りミキサ...
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混和剤とは?

混和剤とは、コンクリートを低水セメント比で必要強度を確保したり、空気を連行してワーカビリティを確保したりする効果を付加するものです。混和剤には主に減水剤・AE剤・流動化剤があり、減水剤・AE剤に対しては「高性能〇〇」という上位版が存在します...
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石灰石微粉末とは?

石灰石微粉末とは、コンクリート用混和材の1つで、コンクリートの流動性の改善や水和熱の低減等を目的として添加されます。石灰石微粉末はその名の通り石灰石を粉砕したもので、比表面積\(3000~8000cm^2/g\)を有し、主成分は炭酸カルシウ...
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膨張材とは?

膨張材とはJIS A 6202に規定された混和材の1つで、水和反応によってエトリンガイトや水酸化カルシウム結晶を生成し、モルタルやコンクリートを膨張させるものです。乾燥収縮や温度変化に伴う収縮ひび割れを低減させる効果があります。種類膨張材を...
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シリカフュームとは?

シリカフュームは混和材の1つで、フェロシリコンや金属シリコンを製造するときに生じる排ガスを捕集したもので、粒径が1μm以下、比表面積が約200,000cm2/gの超微粒子のことです。平均粒径としては0.1μmであり、たばこの煙粒子と同程度の...
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高炉スラグ微粉末とは

高炉スラグ微粉末とは、製鉄所の高炉から排出された溶融状態のスラグを高速の水や空気で急冷し、微細に粉砕したものです。高炉スラグ微粉末はそのままでは硬化しませんが、セメントの水和反応によって生成する水酸化カルシウム等のアルカリ性物質および石膏の...
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フライアッシュとは?

フライアッシュとは、混和剤の一つで、石炭発電所等で燃焼排ガス中に浮遊する微細な灰を集塵器で捕集したものです。強熱減量や粉末度でⅠ~Ⅳ種に分類され、より球形で未燃カーボン量が小さいものが良質とされています。Ⅰ種Ⅱ種Ⅲ種Ⅳ種二酸化ケイ素(%)4...
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コンクリート用「骨材」とは?

骨材は粗骨材と細骨材に区分され、合わせてコンクリートの体積の7割を占めます。骨材の硬さや粒度分布、アルカリ性、含水比等、骨材の品質がコンクリートの強度、耐久性に大きく影響します。一般的なコンクリートの材料容積比は下図の通りで、骨材が約7割も...
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セメントとは?種類と特徴

セメントとは、一般にポルトランドセメントのことを指します。ポルトランドの由来は、硬化後の姿がイギリスのポートランド島で採れるポルトランド石に似ていることから来ています。ポルトランドセメントを基本として、を基本として、アルカリ量を低く配合した...